10月から始まった第2期未来創造ユースチームの第2回ゼミは、11月19日(土)に開催されました。
まずは、第1回のゼミで学んだ「バックキャスティング」について前回の寸劇や、ユースメンバーが書いてくれたレポートを見ながら、参考になりそうな例も新しくお伝えしながら振り返ります。
一緒に学ぶ人がどう感じたのか、どんな学びがあったのか知ることは、自分にはない視点や考えに触れられる大事な機会になりますよね。
また講師も皆さんのコメントや疑問を、レポート通して知ることで、どんな伝え方がわかりやすいのか? どんなポイントがユースのメンバーにとって難しいと感じるところなのか? 次の講座に活かすことができます。
皆さんのレポートを読み、講座で共有して振り返りをする中で、レポートは復習の機会であると同時に、ユースの皆さんとの、学びのキャッチボールでもあるなと感じます。これからも皆さんのレポートを通して、どんな学びがあったのかを知れることを楽しみにしています。
さて、第2回ゼミのテーマは「システム思考」でつながりから構造を考える。です。
今回も、スタッフと講師枝廣の寸劇から話が始まります。
そして、寸劇で出てきた課題に対して、今度はシステム思考を利用してどう考えていけるのかを、講義の中で詳しく解説していきます。
対症療法と原因療法について学び、その上で根本的な原因に働きかけるにはどうしたらよいのか。また、システム思考で利用するループ図の作り方を勉強して、自分のやりたい活動に関してもループ図を作ってみるワークをします。そして、グループワークで仲間と共有することで、新しい見方や考え方も取り入れる機会を作りました。
今回のSDGs講座は、「飢餓をゼロに」です。
飢餓とはどんな状況か?
世界各国の様子や、原因となるものについてのお話とともに、飢餓問題に取り組む団体についてもご案内しました。
最後は、ユースメンバーの活動紹介、未来創造部副代表を務める光村の活動など、後半は講座以外にもメンバーの活動を知ることができ、盛りだくさんな回となりました。
1月末には、未来創造部が主催するくるくるフリーマーケットがあります。
ぜひユースメンバーに関わってもらえたらと思い、今回のゼミで協力者を募集しました。
ゼミ以外でも色々な交流が生まれ、参加してくれる皆さんの活動が発展していく一つのきっかけになったらうれしいです。
本日の「力をくれる言葉」は佐藤一斎「言志四録」より
「克己(こっき)の工夫は一呼吸の間にあり」
来月は2022年最後のゼミです。
今年最後のゼミも楽しみにしています。
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