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第6期第4回ゼミ ~プロジェクトを進めるための効果的なコミュニケーション~



1月25日(土)に、未来創造ユースチーム第6期の第4回ゼミを開催しました。

今回は、熱海会場で1名、オンラインで4名のメンバーが参加しました。


第3回の内容(創り出したい変化の連鎖をデザインする(変化の理論))について、メンバーがレポートに書いてくれたコメント(学びや気づき、悩み)をもとにおさらいをしました。


今回は、「プロジェクトを進めるための効果的なコミュニケーション」について、学んでいきます。まず、コミュニケーションにあたって、最も大事なこととして、「伝える」と「伝わる」は違う!ということです。

エダヒロがこれまで同時通訳にて多くの方の挨拶を見てきた経験や自身の講演経験をもとに見出した、「効果的なコミュニケーターの3原則」を紹介しました。

その後に、「伝える」スキルについて解説をして、伝える相手によってどのようなコミュニケーションやアプローチが考えられるかについてグループで意見を出し合いました。


次に、「伝わる」ための4つのコツについて、エダヒロからメンバーに伝授しました。

実践するために、エレベーター・ピッチという手法を使って、お互いに聞き合いながら練習してみました。


実際に話してみての感想を、一部紹介します。

・難しいと感じました。話すのに慣れていないと、上手に話すのは大変だと思いました。今はZOOMなので全体に向かって話しているけれど、ターゲットをしっかりと決めてその人に対して話すということと、あとは話す訓練だと思いました。(社会人メンバー)


・課題として2つ出てきました。1つめに、早口で内容を詰め込んでしまう傾向があることに気づいたので、落ち着いてポイントを絞って話したいと思います。2つめに、相手がどんな人かをあまり考えられていなかったので、相手のことを考えて準備したいと思います。(大学生メンバー)


・同じような言葉を何回も話していることに気づいて、それが相手の人にとって分かりにくくて飽きさせてしまうかもしれないのと思いました。(中学生メンバー)


・最後のまとめがうまくできていなかったと思ったので、今度からは直していきたいと思いました(小学生メンバー)


メンバーからの感想を聞いて、枝廣から追加のアドバイスとして、場慣れすることの大切さや、自分の話し方の癖やスピードに気づくために録音などをして確認しながら修正すること、をお伝えしました。

ちなみに、「伝える」スキルは、枝廣が企業の職員研修でも大人の方々にお伝えしている情報を、ユースチームメンバー向けにポイントを整理してお伝えしています。



最後に、ショート・レクチャーとして、「海洋プラスチック」をテーマに解説する授業を行いました。

プラスチックの性質、なぜ海洋プラスチックが問題となっているか?、マイクロプラスチックについて、解説した後、世界・日本・熱海での取り組みを紹介しました。



今日の振り返り・感想を発表したので、一部紹介します。


・いつもは話して終わってしまうのだけど、今日は話した後に振り返りをして次に活かすことを意識していきたいと思いました(小学生メンバー)


・とにかく話してしまうことが多くて、自分が整理できていないと相手に伝わらないということが分かったので、次から人に話すときには、自分のなかで整理がついてから話したいと思いました。(中学生メンバー)


・相手によって伝え方が違うというところが印象的で、大義のことなのか、経済的なことなのか、良いことをしていることをアピールするのか、など相手によっていろいろなアプローチ方法があることを知って、何を訴えるにしてもすごく役に立つ考え方だと思いました。プラスチックについて身の回りにたくさんあって、服も大体プラスチックで出来ていたりして、捨てる時に分別することはもちろんのこと、買う時から考えていかないといけないと思いました。(大学生メンバー)


・実際にスピーチをしてみると、相手・ターゲットを絞ることや、自分で考えた内容を30回程繰り返して練習することの大切さを改めて実感しました。マイクロプラスチックについて、新たな取り組みや海外の学生の取り組みなどを知って、日本でもそのような取り組みが広がっていけばいいなと思いました。あとは実生活において、なるべくプラスチックを使わないなど意識していきたいと思います。(社会人メンバー)


4月より、第7期ユースチームがスタートします! 

現在メンバーを募集中ですので、興味がある人は下記サイトをご覧ください。

ぜひ一緒に学びましょう!!


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