top of page

第4期 第3回ゼミ ~創り出したい変化の連鎖をデザインする(変化の理論)~

12月9日(土)に、未来創造ユースチーム第4期の第3回ゼミを開催しました。

第3回は、熱海会場2名、オンラインで全国各地から8名のメンバーが参加してくれました。


 




第2回のシステム思考について、メンバーがレポートに書いてくれたコメント(学びや気づき、講師の枝廣への質問)をもとに、振り返りを行いました。

そのなかに、スーパーの包装を減らしていきたいという取り組みを進めているメンバーより、海外のスーパーでは日本に比べて包装が少ない状態で売られているのはなぜか等、海外事例に詳しい枝廣にぜひ聞きたいという希望が寄せられました。過去に、枝廣は海外のスーパーに調査に行ったことがあり、その時の写真や、海外と日本の消費者の考え方の違いについて、お伝えしました。

 

さて、第3回ゼミのテーマは、「創り出したい変化の連鎖をデザインする(変化の理論)」です。

まず、めざす変化を創り出すために、「手段:何をするか(活動)」と「目的:その結果、どうなるか(変化後の状態)」について、しっかりと区別して考えることの重要性を解説しました。

事例として、北海道下川町で町民が作成した変化の理論について紹介をしました。その後、ある地域での行政側と町民側の声をもとにした相談事について、自分たちで変化の理論のフレームワークに沿って、「最終的にめざす状態」と「現在の状態」をつなぐ考え方を意識しながら、ステップを踏みながら、小グループで一緒に考えてみました。

グループワーク後の共有では、ワークを通して「他の打ち手があるのかもしれない」、「人とのつながりの機会を求めているのかもしれない」、「まず知ってもらうことも大事」など、さまざまな意見や気づきがあったようです。

それから、個人で自分の変えたい状況に対する「変化の理論」についても、考えてみました。

 

休憩後に、熱海にある炭化(バイオ炭)の現場にいる未来創造部副代表の光村とZOOMをつないで、取り組みを紹介しました。

第1回ゼミの時に「温暖化どうやって止めればいい? そのために必要な3つのこと」について話しました。そのなかのひとつである「回収したCO2がふたたび大気中に戻っていかないように、固定化する」について未来創造部が取り組んでいます。実際の製炭炉などを見せながらの説明に、メンバーも興味を持って見ていました。

 

毎回SDGsの17ゴールを一つずつ取り上げて学ぶSDGs講座を行っており、

今回は、ゴール15「陸の豊さを守ろう」について学びました。

生物種の絶滅の可能性や、土地の栄養状態など世界各国の状況をはじめ、その原因、回復に向けた取組や認証制度について紹介しました。また、コーヒーを飲む際に使用するミルクボーションの正体と、どのように作られているのかについて伝えたところ、衝撃を受けたメンバーが多くいました。

 

本日の「力をくれる言葉」は 佐藤一斎「言志録」より紹介しました。

 一物の是非を見て、

  大体の是非を問わず。

 一時の利害に拘わりて、

  久遠の利害を察せず。

 政(まつりごと)を為すに

  かくの如くなれば、国危うし。

 

最後に、一人一人今日の振り返り・感想を発表したので、一部紹介します。

・目的があるのに、手段のことばかり考えてしまって、手段に一生懸命になって、失敗したら「やってしまった、終わりだ」と落ち込みがちだけど、目的からすべての手段が出ているので、今後は目的のことをしっかりと意識して実践していきたいと思います。

・手段の目的化について、仕事において耳が痛い話であり、そのようなことがないようにしていきたいと強く思った。他にも今回の内容は日頃活かすことのできる内容だったので、業務の中で活かしていきたいです。

・年末の落ち着いた時間を使って、自分の仕事の目的は何なのかを見直してみたいと思います。また、見直しと合わせてニーズについても考えていきたいと思います。

・変化の理論のフレームに沿って、自分が変えたいと思っていることを整理してみた時に、変化のなかで出てくる単語や視点はこれまでもいろいろな人が話していたりしていたことだったが、並べて整理してみると、「こういうことをして未来につなげていきたい」「こういう変化を起こしたい」ということが、他の人に説明しやすく、分かってもらいやすいと思いました。事業者さんとどのようにコミュニケーションを取ったらいいか悩む人たちと、もう少し別のアプローチができそうだと思いました。

 

過去の講座を事後視聴することも可能なので、1月の第4回ゼミや途中からのチーム参加も大歓迎です! 興味がある人はお気軽にご連絡ください。ぜひ一緒に学びましょう!

Comments


bottom of page