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第4期 第5回ゼミ ~社会的合意形成の進め方~



2月17日(土)に、未来創造ユースチーム第4期の第5回ゼミを開催しました。

熱海会場5名、オンラインで全国各地から9名のメンバーが参加してくれました。

 

最初に、未来創造部・副代表の光村が、熱海市笹尻にあるエコビレッジより、製炭をしている様子を現場からリポートしてくれました。

 

前回(第4回)のテーマ、コミュニケーションについて、ポイントのおさらいと、メンバーがレポートに書いてくれたコメント(学びや気づき、講師の枝廣への質問)をもとに、振り返りを行いました。

伝えたいことを伝えるために、準備面において良い方法はありますかと質問があり、枝廣が「クローズアップ現代」の生放送の時に実際に準備した方法について、実践的な方法として紹介しました。

 

第4回ゼミのテーマは、「合意形成の進め方」です。

まず、「意見が違う人と一緒に何かを進めなければならないとき」、たとえばどんな場面があるのかを小グループで考えてみました。続けて、私たちが直面している問題は、「正解のある問題と、正解がない問題」の2種類があり、それぞれどのような例があるのか、また、正解がない問題についてはどのようにアプローチすればよいのかについて、グループで話し合ってみました。

より具体的なイメージを持って考えるために、ユースメンバーにとって身近な状況(上司やお母さんに難しいお願いをされた時)を例題に、相手側の要求と、自分の状況が異なる場合にどのようなアプローチをすればよいのかについて、さらに考えてみました。

 

枝廣から、「合意と同意は違う」ということを理解したうえで、合意形成とはどのようなプロセスのもと行われ、何を意識する必要があるのかについて、合意形成における大切なポイントをお伝えいしました。

そのレクチャーをうけて、もう一度グループになって、ある2人が異なる意見が出た場合を想定して、どのように合意形成ができるのか意見を出し合いました。

 

グループでのディスカッション後に、枝廣から追加で大事なポイントとして、「主張と探求」を行うことの大切さ、人の話を最後まで聞くこと、交渉上手になるための準備について教えてもらいました。

 

最後に、「社会的合意形成」について、事例として、枝廣が過去に関わった原発集積地・新潟県柏崎市での3年間のまちづくりの取り組みについて、プロセスや3年間を通じての変化について紹介しました。

 

毎回SDGsの17ゴールを一つずつ取り上げて学ぶSDGs講座を行っており、

今回は、ゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」について学びました。

世界における貿易取引や債務状況、インターネット利用率などの現状についてデータをもとに伝え、キーワードとして大事であるODA(政府開発援助)、南南協力、三角協力、について解説をしました。

 

本日の「力をくれる言葉」は 中村天風氏の言葉より紹介しました。

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 「まごごろ」で行われる行為には

 絶対の強さというものがある。

 

 「まごごろ」という「心」の中には、

 期待というものがないから、

 当然失望というものがないからである。

 

 失望というものは、

 ある期待が裏切られたときに発生する

 相対的心理現象であるがゆえに、

 報償を行為の対象とすると、

 当然「期待」というものが付随するから

 

 その報償が、期待通りでないと、

 すぐさま失望念が発生し、

 その行為にいわゆるムラがでてくる。

 

 したがって当然その強さというものが、

 ややもすると、失われがちになるのである。

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最後に、一人一人今日の振り返り・感想を発表したので、一部紹介します。

・合意形成について、何か正解を見つけないといけないと思ってこれまで過ごしてきていたので、正解がないことのほうが多いということを本日実感しました。妥協点という話も出たが、合意形成において新しい意見を創造していくことということにも気づきました。今後の仕事や生活において、合意形成ということを頭に置きながら自分なりに形成していく立場になれればと思いました。(社会人メンバー)

・初めて熱海会場で参加して、午前中からワクワクして参加しました。講義の話を聞いて、これまで合意形成できていたつもりでいたのだということ、お互いに歩み寄りはあったが、合意形成ではなかったということに気づきました。仕事上、社会的合意形成が必要な場面が多いので、意見の探求や自分の主張を伝える時には伝え、提案能力を磨いていきたいです。(社会人メンバー)

・一つ反省をしなければいけないことがありました。合意形成を自分がしているつもりでも、自分の意見にこだわって、相手を説得したり、妥協させようとしたり、自分の意見に近いところに帰着させようとしていた部分があったように思います。何がストッパーとなっているのか、合意形成が必要な部分がどこなのか見極めて、仕事に活かしていきたいです。(社会人メンバー)

・グループワークにて、このような状況ではどのようにしたらよいのかについて、意見を出し合って楽しく学ぶことができました。今度イベントがあるので、意見が違っても最終的なゴールを決めてから話し合いを進められたらよいと思ったので実践してみたいと思います (高校生メンバー)

・「べき」の戦いから「なぜ」の探求へ、というのは大事だと思いました。クラスメイトや先生と話し合っていくうえで、自分の主張だけでなく、相手の意見を聞いて考えていきたいと思います。(中学生メンバー)

・何回講義を聞いていても、どちらかの意見に合わせたほうが時間もかからなかったり、相手が慣れていたりするので、どちらかが妥協することで同意になってしまうことが多いので、合意形成をとることの大事さを再確認できました。(小学生メンバー)

 

今回は、ユースゼミ終了後に放課後ゼミとして熱海会場に参加しているメンバーは、熱海市笹尻にあるエコビレッジに見学に行って、製炭炉の仕組みを教えてもらいました。

はじめて近くで見る製炭炉に、メンバーはとても興味津々の様子で、光村にたくさん質問をしていました。





 

4月から始まる第5期のメンバー募集を開始しました! ぜひ一緒に学びましょう!

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