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第7期 第4回ゼミ ~プロジェクトを進めるための効果的なコミュニケーション~

  • miraiyouth
  • 7月19日
  • 読了時間: 4分
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7月19日(土)に、未来創造ユースチーム第7期の第4回ゼミを開催しました。

今回は、熱海会場で3名、オンラインで7名のメンバーが参加しました。

 

第3回の内容(創り出したい変化の連鎖をデザインする(変化の理論))について、メンバーがレポートに書いてくれたコメント(学びや気づき、悩み)をもとにおさらいをしました。

 

今回のテーマは、「プロジェクトを進めるための効果的なコミュニケーション」です。

会社や学校など、年齢を問わずさまざまな場面において、コミュニケーションの課題を感じていたり、もっと上手くなりたいといった声をよく聞きます。コミュニケーションについて学ぶにあたって、はじめに、「だれとの、どういう場面でのコミュニケーションをよくしたいか?」について考えて、グループで共有するところからスタートしました。

さて、コミュニケーションにおいて、「聴き方」「話し方」どちらも大事になります。

「良い聴き手」となるために、ということで、注意したほうがよい聞き方のあるあるを紹介して、自分の聞き方に当てはまるところやクセはないかを確認しました。それから「話している相手にぴったりついていく」聞き方についてレクチャーを受けて、早速に小グループになって、ポイントを意識しながらお互いに聞きあってみました。

                          

「良い話し手」となるために、まず、「伝える」と「伝わる」は違うという大前提をお伝えした後、エダヒロが通訳として多くの方のスピーチを訳していた経験から導き出した、効果的なコミュニケーターに共通する3原則を紹介しました。そして、伝えるスキルを上げるために、話す相手や目的に合わせた準備やアプローチについて補足しました。ある例題をもとに、小グループとなって話す相手に合わせたアプローチとして、どんなコミュニケーションが効果的かについて、意見を出して考えてみました。

 

最後に、枝廣からスピーチなどを話す際に、伝わる話し方のコツを伝授しました。そのコツを押さえたスピーチを枝廣が実践例として披露した後、1人ずつ自分が伝えたいメッセージを、伝わる話し方のコツを押さえてながら考えて、お互いに発表をしました。

 

今回のショート・レクチャーでは、「ブルーカーボン」についての授業をしました。

ブルーカーボンとはなにかを説明するにあたり、温暖化を止めるために必要な3つのことや、海が直面している危機や海の生態系の重要性についてお伝えをした後、海洋でCO2を吸収・固定するブルーカーボン生態系について解説をしました。その解説において、熱海・未来創造部が取り組んでいる藻場再生や藻場調査の様子についても紹介しました。

 

今日の振り返り・感想を発表したので、一部紹介します。

 

・聞くときの3つの指針が全部当てはまっていた気がしたので、次から使おうと思います。話を聞くというのがすごく苦手なんですが、今日はすごく楽しかったし、サンドイッチを考えることもできたので、よかったです。(小学生メンバー)

 

・聴くときのあるあるで、友達と話していても沈黙が気まずいと思ってしまって、沈黙をなくすために次々と質問をしてしまったりしていたので、それが良くなかったのだと気づくことができて、沈黙も大事ということをこれから話している時に意識したいと思いました。「口が1つで、耳が2つの理由」という言葉が印象的で、人の話を聞く機会に使っていきたいと思います。(中学生メンバー)

 

・自分自身コミュニケーションが得意ではないので、コツはあるのかなと思っていたが、まずは聴くことからと言っていたので、聴くことに集中したいと思います。伝えると伝わるということは違うということも分かりました。(高校生メンバー)

 

・今日学んだことを早速活用していこうと思います。枝廣先生が「自分の話すことの2倍人の話を聞きなない」といった言葉が印象に残っていて、特に「聴く」の練習をした時には自分の聴き方のクセを知ることができて、伝えるの練習をした時には、自分にとってのメリットよりも相手の立場に立ってメリットを考えるということがすごく大切なんだなと思いました。(社会人メンバー)

 

・コミュニケーションというと、自分が話す時のコツというイメージがあったので、聴くときのコツを教えていただけたのがとても勉強になりました。特に印象に残ったのがバケツがいっぱいになっていると、相手の話を聞く余裕がないということで、相手に対して話したいことをすっきりさせてあげられていなかったなと思ったので、今後の仕事にも活かしていきたいと思います。(社会人メンバー)

 

ユースゼミ終了後に、放課後ゼミとして、副代表の光村が解説をして、ブルーカーボンの現場見学をしました!実際に、水中カメラを動かしながら藻場の様子も見ることができて、参加したメンバーは終始興味深々の様子でした。

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